夜行バスに乗った事はありますか?道の駅で休憩は出来るものの、それまでの間、じっと座っていなければいけないので、エコノミー症候群が心配になったり、到着日がクタクタになったりしませんか?
今日紹介する夜行バス「Cabin」はまだ日本には到来していないのですが、近い将来こんなバスが夜行バスのブッキングに入ってくる時代が来るかも知れないと思ったのでズームアップしてみました。
どんなバスなの?
ずばり、横になることが出来るカプセルホテルのようなバスなんです。なんだか夢みたいですね。このバスに乗れば、次の日は寝不足覚悟という心配もなさそうです。
どこで走っているの?
アメリカのロサンゼルス~サンフランシスコ間を走っています。距離にして約644キロなので、東京大阪間の510キロよりも100キロ多い感じになります。飛行機だと約90分くらいで到着するそうですがフライトコストが片道18,000円くらいかかるようです。そう考えると、アメリカでもバスの方が圧倒的にお得です。ちなみにCabinは片道9,000円くらいのようです。
横になれるバスって?
通路は普通の夜行バスと同じ感じですが、全員横になっている!まるでカプセルホテル状態です。 ここならリラックスして夜間を過ごせそうです。コンセント、スマホ充電のUSB接続も装備されているのでスマホの充電もばっちりです。 木目調で暖かい照明なのでリラックスモードで過ごせそうです。布団もフカフカ感あります。外観はブラックメインでスタイリッシュなシンプルデザインです。扉はスライド式で、ここからバスに乗り込むようです。
コーヒーコーナーも装備
社内にはセルフのコーヒーコーナーもあるようです。道の駅でペットボトルのお茶を買わなくてもいいなんて優雅ですね。 コーヒーを飲むソファは別に用意されているので安心です。まるでカフェにいる気分?
ベッドが狭い?
バスですから座ったまま横になっていく感じなんですね。おもいっきり寝返りは危険ですが、エコノミークラス症候群はしのげそうです。
日本には東京大阪間で、片道2万円の超豪華夜行バス「ドリームスーパー」があります。座席は一人ずつ完全個室になっており、おしぼりセット、スリープ用マスク、歯磨きセット、ヘッドフォンカバー、スリッパ、スマホケーブルが用意され、室内は照明が2か所あり、空気清浄器など、まるで飛行機のファーストクラス級の装備だと注目されましたが、完全に横になれるタイプではありませんでした。機能性よりも高級感を重視したからでしょう。
Cabinの個室の横幅は椅子をリクライニングするよりも広い感じです。何よりも枕と掛布団が装備されているのがいいですよね。夜行バス用のエアー枕、スリッパ、ひざ掛けを準備しなくてもいいのですから。2020年の東京オリンピックの時までに導入なんてことがあるといいのですが。
東京大阪間おすすめバス
日本の夜行バスも座り心地のいいリクライニングシートタイプがあります。WILLERの「Luxia(ラクシア)」は座ると坐骨が痛くなる方でも安心です。3席ともリクライニングタイプなので、奇数で予約する場合でも並んで座る事が出来ますね。シート幅は51.5センチ(肘つきは57センチ)です。ズバリ、新幹線のグリーン車の幅の50センチよりも1.5センチ広い事になります!新幹線の普通車の場合、40センチなので新幹線よりもリラックスモードで過ごせそうです。ちなみに、新幹線は3席と2席の間に通路がありますよね、3席の真ん中は人気がないそうです。確かに、窓際でもなく通路側でもない真ん中は居心地が悪いと思いがちです。実は、座席の幅という点に関しては、真ん中が窓際や通路側の座席よりも2センチ広いんですよ。シートはかなり後ろまで倒せるようになっています。新幹線もこれくらい倒すことができればいいのですが。夜走る夜行バスならではの醍醐味ですね。女性向きというイメージかも知れませんが、180センチの方なら座席の丁度一番てっぺんに頭が来る感じですので十分リラックス出来そうです。リクライニングした時に、ふくらはぎにもレッグレストがあるのでかなり楽です。テーブルもありますし、ペットボトルは肘の下部分に取り付ける器具があるので、テーブルいらずです。